ソフウェーブと肌育治療は併用できる?論文から考える顔のたるみ改善|福岡の美容クリニック

Director's Column

ソフウェーブと肌育治療は併用できる?
論文から考える顔のたるみ改善|福岡の美容クリニック

たるみ治療の正しい知識を、わかりやすくお届けする「院長コラム」第25回
院
執筆・監修:宮﨑 修平(THE LIFT CLINIC FUKUOKA 院長/医学博士)
福岡・薬院のたるみ治療専門クリニック院長。論理と医学的根拠に基づく診療を大切にしています。

「顔のたるみを改善したい」「肌のハリや小じわも一緒に改善したい」——このようなお悩みに対して、美容医療では一つの治療だけではなく、作用の異なる治療を組み合わせるという考え方があります。

2025年、Journal of Cosmetic Dermatologyに、架橋ヒアルロン酸製剤とソフウェーブなどのエネルギーデバイスを組み合わせた治療について興味深い研究[1]が報告されました。

結論を一言で

18名の女性に架橋ヒアルロン酸(VYC-12L)を全顔注入し、約1か月後にソフウェーブなどのエネルギーデバイスを追加した研究では、肌満足度の変化量は+28.11ポイント(統計学的に有意)、医師評価でも全員が「改善」以上と判定されました。著者らは、今回使用した機器の中ではソフウェーブとの組み合わせが特に適している可能性を考察していますが、ソフウェーブ使用者は8名と少なく、単独との比較試験でもないため、効果の上乗せを断定するものではありません。

CONTENTS
  1. 18名の女性に「ヒアルロン酸+エネルギーデバイス」
  2. 肌への満足度は段階的に改善
  3. なぜ組み合わせるのか?
  4. ソフウェーブとの組み合わせにも注目
  5. 顔のたるみ治療は「何を組み合わせるか」も重要
  6. まとめ
  7. よくある質問
  8. 自由診療に関する重要事項
  9. アクセス(福岡・薬院)
  10. 参考文献

1. 18名の女性に「ヒアルロン酸+エネルギーデバイス」

研究対象となったのは32〜59歳の女性18名です[1]。まず全員に架橋ヒアルロン酸製剤「VYC-12L」を全顔に真皮内注入。その約1か月後、それぞれの肌悩みに合わせて、①ソフウェーブ(超音波)②DENSITY(RF:高周波)③PICOSURE pro(ピコレーザー)のいずれかを行いました。

内訳は、ソフウェーブ8名、DENSITY5名、PICOSURE pro5名でした。

2. 肌への満足度は段階的に改善

患者さん自身が評価したFACE-Qの肌満足度は、治療前→ヒアルロン酸注入後→エネルギーデバイス治療後と段階的に上昇しました[1]。

評価時期FACE-Qスコアの変化
治療前 → ヒアルロン酸注入後+16.06(有意差あり)
ヒアルロン酸注入後 → デバイス治療後+12.06(有意差あり)
治療前 → 最終評価(合計)+28.11(有意差あり)

治療開始前から最終評価までの変化量は+28.11ポイントで、統計学的にも有意な改善でした。さらに独立した皮膚科医による評価(GAIS)でも、18名全員が「改善」以上と判定されています(内訳:very much improved 2名、much improved 9名、improved 7名、変化なし・悪化は0名)。

3. なぜ組み合わせるのか?

今回使用されたヒアルロン酸VYC-12Lについて、著者らは、真皮内への注入による線維芽細胞への機械的刺激から、TGF-β/SMAD経路などを介したコラーゲン産生につながる可能性を考察しています[1]。

一方、ソフウェーブなどのエネルギーデバイスは、熱刺激によって真皮の線維芽細胞を刺激します。つまり、「注入治療による真皮へのアプローチ」+「エネルギーデバイスによる熱刺激」という異なる方向から肌を治療することで、相乗的な効果が得られる可能性がある、という考え方です。

4. ソフウェーブとの組み合わせにも注目

さらに著者らは、肌質改善という観点から、今回使用した機器の中ではソフウェーブ(高強度・高周波平行型超音波)と架橋ヒアルロン酸の組み合わせが適している可能性について言及しています[1]。

ただし、今回の研究は「ソフウェーブ+ヒアルロン酸」と「ソフウェーブ単独」を比較した研究ではありません。またソフウェーブを受けた患者さんは8名と少ないため、この研究だけで「併用すればソフウェーブの効果が高くなる」と断定することはできません。

→ 当院のソフウェーブ(施術詳細・料金)はこちら

5. 顔のたるみ治療は「何を組み合わせるか」も重要

顔の老化は、単純な「皮膚のたるみ」だけで起こるわけではありません。皮膚のコラーゲンや弾力の低下、脂肪や支持組織の変化など、複数の要因が関係しています。

そのため当院でも、ソフウェーブなどによるリフトアップ・たるみ治療だけでなく、肌質やボリュームなどを含めて、その方に必要な治療を組み合わせることを大切にしています。福岡で「顔のたるみを改善したい」「ソフウェーブを受けてみたい」「自分に合ったリフトアップ治療を知りたい」という方は、お気軽にご相談ください。

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関連記事:ヒアルロン酸注入(施術詳細・料金) / ヒアルロン酸は入れ続けると老ける?

6. まとめ

  • 18名の女性に架橋ヒアルロン酸を全顔注入し、約1か月後にソフウェーブ等のエネルギーデバイスを追加した研究
  • 肌満足度は治療前から最終評価まで+28.11ポイント有意に改善し、医師評価でも全員が「改善」以上と判定された
  • 注入治療(真皮への機械的刺激)とエネルギーデバイス(熱刺激)という異なる作用機序の組み合わせが、相乗効果につながる可能性が考察されている
  • 著者らはソフウェーブとの組み合わせに言及しているが、ソフウェーブ単独との比較ではなく、8名という小規模データである点に注意が必要

THE LIFT CLINIC FUKUOKAでは、顔全体の状態を診察したうえで、一人ひとりに適したたるみ治療をご提案しています。福岡で顔のたるみ改善やソフウェーブをご検討の方は、お気軽にご相談ください。

7. よくある質問

Qヒアルロン酸注入とソフウェーブは同時に受けられますか?
A今回ご紹介した研究では、まず架橋ヒアルロン酸を全顔に注入し、約1か月後にソフウェーブなどのエネルギーデバイスを行うという順序で実施されています。同日ではなく、一定の間隔を空けて段階的に治療する方法が採られました。
Qソフウェーブとヒアルロン酸を併用すると、効果は必ず高くなりますか?
Aこの研究はソフウェーブ単独と併用を比較した試験ではなく、ソフウェーブを受けたのは18名中8名と少人数です。そのため「併用すれば必ず効果が高くなる」と断定することはできませんが、異なる作用機序を組み合わせる合理性は示されています。
Q福岡でソフウェーブによる顔のたるみ改善は受けられますか?
ATHE LIFT CLINIC FUKUOKA(福岡市中央区・薬院駅徒歩1分)では、ソフウェーブによるリフトアップ・たるみ治療を行っています。肌質やボリュームなど、他の要因も含めて診察したうえで治療をご提案します。
Q肌のハリと顔のたるみ、両方を改善したい場合はどうすればよいですか?
A肌のハリ・小じわなどの「肌質」と、脂肪や組織の下垂による「たるみ」は、原因や層が異なることがあります。当院では、ヒアルロン酸注入・ソフウェーブ・糸リフトなど、複数の治療を組み合わせて総合的にご提案しています。

8. 自由診療に関する重要事項

当院のソフウェーブ・ヒアルロン酸注入について

ソフウェーブ・ヒアルロン酸注入はいずれも自由診療(保険適用外)です。効果には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。

標準的な費用(税込):ソフウェーブは全顔+あご下+首(250パルス)¥198,000/全顔+あご下(200パルス)¥168,000/全顔またはほほ+あご下(150パルス)¥138,000/ほほ(100パルス)¥98,000。ヒアルロン酸注入は1本¥88,000〜(詳細は料金ページ)。

主なリスク・副作用:施術中の痛みや熱感、注入部の腫れ・内出血・左右差などが生じることがあります。多くは一時的ですが、体質により肌に合わない場合があります。

9. アクセス(福岡・薬院)

THE LIFT CLINIC FUKUOKAは、福岡市中央区・薬院駅すぐの、たるみ治療に特化した美容クリニックです。福岡でソフウェーブ・たるみ治療をご検討の方は、お気軽にご相談ください。

クリニック名
THE LIFT CLINIC FUKUOKA(ザ リフト クリニック フクオカ)
所在地
〒810-0004 福岡県福岡市中央区渡辺通2丁目7-12 New-Gen Minami tenjin 2階
最寄り駅
西鉄大牟田線「薬院」駅 徒歩1分/福岡市地下鉄七隈線「薬院」駅 徒歩3分
電話
092-406-6363
地図
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10. 参考文献

  1. Oku M, Oku K. The Efficacy and Safety of Combining Cross-Linked Hyaluronic Acid Filler VYC-12L and Energy-Based Devices for Facial Skin Quality Improvement in Asians. Journal of Cosmetic Dermatology. 2025;24(10):e70485. doi.org/10.1111/jocd.70485
この記事の執筆・監修
宮﨑修平 院長
宮﨑 修平
THE LIFT CLINIC FUKUOKA 院長 / 医学博士

「たるみ治療のかかりつけ医に。」を掲げ、流行や感覚だけに頼らず、論理と医学的根拠に基づく診療を重視しています。診察・アセスメントを丁寧に行い、一人ひとりに適した治療を考えます。

  • 美容外科医 / 糸リフト・たるみ治療に特化
  • 医学博士/循環器内科専門医として慢性炎症・動脈硬化の研究に従事
  • 国内外の医学論文をもとにエビデンスに基づいた美容医療を発信
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