ソフウェーブで「あご下のたるみ」は改善できる?|医学論文から解説
ソフウェーブで「あご下のたるみ」は
改善できる?医学論文から解説
「最近、フェイスラインがぼやけてきた」「体重は変わっていないのに、あご下がたるんで見える」――このようなお悩みは、脂肪だけが原因とは限りません。
年齢とともに皮膚のコラーゲンやエラスチンが変化すると、皮膚そのもののハリが低下し、あご下や首のたるみにつながることがあります。そこで今回は、ソフウェーブによる「あご下のリフトアップ」について報告した医学論文[1]をご紹介します。
あご下のもたつきは、脂肪だけでなく皮膚のハリ低下が関わっていることがあります。ソフウェーブは真皮を中心に熱エネルギーを届ける治療で、米国FDAでも「あご下・首の弛緩した組織のリフト」が適応として認められています。脂肪を減らす治療と皮膚を引き締める治療は、区別して考えることが大切です。
- ソフウェーブとは?
- 論文が報告する「あご下のリフトアップ」
- なぜ「あご下」にソフウェーブなのか?
- ソフウェーブはFDAでも「あご下・首のリフト」が認められている
- 「二重あご=脂肪」とは限らない
- まとめ
- よくある質問
- 自由診療に関する重要事項
- 参考文献
1. ソフウェーブとは?
ソフウェーブ(Sofwave)は、特殊な超音波を利用して皮膚に熱エネルギーを届ける美容医療機器です。大きな特徴は、皮膚表面ではなく、真皮を中心とした深さに熱を加えることです。
ソフウェーブでは高強度・高周波の超音波を平行に照射する独自技術が採用されており、皮膚の約1.5mmを中心に熱作用を生じさせます。この熱刺激によって創傷治癒反応が起こり、コラーゲンなどの再構築を促すことで、皮膚のハリや引き締めにつながると考えられています。
2. 論文が報告する「あご下のリフトアップ」
2023年、医学誌Dermatologic Surgeryに、「High-Intensity, High-Frequency, Parallel Ultrasound Beams for Submental Lifting(高強度・高周波・平行型超音波による、あご下のリフトアップ)」という論文[1]が掲載されました。
この報告で注目したいのは、単なる「肌質改善」ではなく、あご下(submental area)のたるみ・リフトアップに着目している点です。
3. なぜ「あご下」にソフウェーブなのか?
あご下のもたつきを見ると、「脂肪が多いから二重あごになっている」と思われがちですが、実際にはそれだけではありません。あご下の見え方には、皮下脂肪・皮膚の弾力低下・骨格・筋肉・加齢による組織の変化など、さまざまな要因が関係しています。
そのため、脂肪を減らす治療だけでは十分ではなく、皮膚そのものの「ゆるみ」に対するアプローチが必要なケースがあります。ソフウェーブは、この「皮膚のたるみ」に対して超音波による熱エネルギーを利用する治療です。
特に、「脂肪を減らしたい」というより「皮膚を引き締めてフェイスラインを整えたい」という方では、治療選択肢のひとつになります。
4. ソフウェーブはFDAでも「あご下・首のリフト」が認められている
ソフウェーブの特徴のひとつが、米国FDAにおいて複数の美容医療領域でクリアランスを取得していることです。現在FDAでは、22歳以上を対象として、次のような適応が記載されています。
| 取得年 | 適応 |
|---|---|
| 2019年 | 顔の小じわ・しわの改善 |
| 2021年 | 眉のリフト/あご下の弛緩した組織のリフト/首の弛緩した組織のリフト |
つまりソフウェーブは、単なる「美肌用の超音波」ではなく、あご下や首のたるみに対するリフト治療として臨床的に評価されてきた機器ということです。
5. 「二重あご=脂肪」とは限らない
二重あご・あご下のもたつき治療で重要なのは、原因に合わせて治療を選ぶことです。脂肪が主体であれば脂肪への治療が必要ですし、皮膚のゆるみが主体であれば、ソフウェーブのような皮膚をターゲットとした治療が適しています。
また、フェイスライン全体の下垂が強ければ、HIFUや糸リフトなど、別の治療を組み合わせた方がよい場合もあります。大切なのは「二重あごだからこの治療」と一括りにするのではなく、脂肪なのか、皮膚なのか、輪郭全体の下垂なのかを見極めることです。
福岡でソフウェーブについてさらに詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください。
→ 福岡でソフウェーブが受けられるクリニック THE LIFT CLINIC FUKUOKA の施術詳細・料金はこちら
6. まとめ|ソフウェーブは「あご下の皮膚のたるみ」という選択肢
- ソフウェーブは、高強度・高周波の超音波で皮膚の真皮を中心に熱エネルギーを届ける治療である
- 2023年の論文では、あご下のリフトアップに対するソフウェーブの臨床的な有用性が報告されている
- あご下のもたつきは、必ずしも脂肪だけが原因ではない
- 米国FDAでも、あご下・首の弛緩した組織のリフトが適応として認められている
だからこそ、「脂肪を減らす治療」と「皮膚を引き締める治療」を区別して考えること。これが、自然できれいなフェイスラインをつくるうえで重要だと考えています。
7. よくある質問
8. 自由診療に関する重要事項
ソフウェーブは自由診療(保険適用外)です。効果には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。
標準的な費用(税込):全顔+あご下+首(250パルス)¥198,000/全顔+あご下(200パルス)¥168,000/あご下のみ(50パルス)¥49,800
治療期間・回数:次回施術は前回から6ヶ月以上の間隔をあけていただく必要があります。効果の実感には数週間〜数か月かかります。
主なリスク・副作用:施術中に熱感や軽い痛みを伴うことがあります。重篤な副作用の報告は限定的ですが、体質により肌に合わない場合があります。
9. 参考文献
- Wang JV, Bajaj S, Geronemus RG, Kauvar A. High-Intensity, High-Frequency, Parallel Ultrasound Beams for Submental Lifting. Dermatologic Surgery. 2023;49(5):532-534. pubmed.ncbi.nlm.nih.gov
